ワーママのアメリカと日本の子育て

弁護士の子育てサバイバル日記

子連れアラスカ

トータル16時間くらいかけて向かった先は、愛しい東京ではなく、アラスカのフェアバンクス。目的はオーロラ。

 

が、いわゆるオフシーズンまっさかりだった。夏はハイキングなどのアクティビティができ、冬はエスキモーにソリをひいてもらったりできるのだが、我が家がフェアバンクスに行ったのは秋。アラスカには秋は2週間しかなく、その貴重な秋。しかも紅葉が綺麗なのはそのうちの1週間なのだが、我が家が行ったのはちょうど紅葉が終わった後。オフシーズンのオフシーズン。

 

ほとんどの店は閉まっており、木には一つの葉も残っていない。寒すぎないがずっと外に出ているには寒い。

 

究極のオフシーズン。

 

でも、今回の宿は最高だった。なんといっても日本人経営のロッジということで、日本流のおもてなしを久しぶりに経験した。靴を脱ぐ。歓迎の言葉が書かれた手紙が、ちょっとしたお菓子と一緒に机においてある。キッチンには醤油があり、トイレはウォッシュレット付きで、シャワーは固定されておらず首が伸びるタイプ。そうなのそこが違うんだよね、アメリカって。

 

そして、オーロラを部屋からも楽しめるようにと設計された大きな窓。昼間でも、その大きな窓から見える景色は雄大で、夜はそれが一面星空に変わってとてもロマンチックだった。もちろん外にも出られるように、ヘッドライトも用意してあったし、オーロラが見えたら無線で連絡してくれるというサービスもあった。

 

天気は良かったものの、雲がなかなかどいてくれず(「おつきさまこんばんは」という絵本のワンシーンそのもの)、インターネットで出回ってるようなオーロラは見られなかったが、あれ、オーロラっぽい?多分そうだよね?と確認せずにはいられないレベルのオーロラを見ることができた。まぁそもそもオフシーズンだし(しつこい笑)。

 

息子は、「日本と同じシャワー」に興奮し(顔に水があまりかからないので)、ヘッドライトをつけながら「神経衰弱やろう」と飛び跳ね(トランプも置いてあった!ほんと日本の旅館みたい)、手の届く範囲にあるキッチンの引き出しを全て開けていた。楽しそうでよかった(笑)

 

色々とシャットダウンしている中、アラスカ大学にある博物館(巨大な熊の剥製があり、息子は怖がっていたものの、カメラを向けると熊と同じポーズをして目線をこちらにくれた。アイドル。)とデナリ公園(パパ、長時間ドライブお疲れ様。息子は大自然の中で広々と用を足した笑)は開いていたので、観光らしい観光もできてよかった。なお、アラスカ大学にもロースクールがあるみたいだったが、この環境で弁護士になろうと志すだけでも表彰ものだ。

 

ボストンへのお土産は時差ボケ。笑 何時間違うんだったっけ。。。広すぎるよ、アメリカ。