ワーママのアメリカと日本の子育て

弁護士の子育てサバイバル日記

2018-01-01から1年間の記事一覧

自由って

「自由とは何か。ヒトが初めて自由を手にしたのは、アダムとイヴが禁断の果実を食べた時だ。彼らは、裸でいるか、服を着るかの自由を手に入れた。」 思わずあんぐりしてしまったが、ハーバードの有名な憲法学者の有り難いお言葉である。とりあえず、服着よう…

スパイする権利

イスラエルの学者による、「Rights to Spy」というセミナーに参加した。彼によれば、スパイする権利が認められているからこそ、大戦争を防止できているのだという。実際、例えば冷戦中のアメリカとソ連との間の協定では、明示的にスパイを相互に認める規定が…

アメリカの政治

アメリカのテレビを見ていると、政治系のコマーシャルが多い。選挙関係のものもあれば、軍隊を讃えるものもある。Youtubeのコマーシャルにまで進出しているから、気付かないうちに子どもが洗脳されないか心配になるくらいだ。 今年は中間選挙もあったので、…

コーラが一番

アメリカでは子どもの肥満が問題になって久しく、子どもに野菜を食べてもらうために、わかりやすい「ポイント制」を導入している。「カボチャを食べたら2ポイント」というように、食材ごとにポイントが付与されており、年齢に応じて1回の食事で●ポイント以…

Volcano law firm

ロースクールで履修している授業に、legal professionという授業がある。一言でいえば弁護士倫理の授業で、個人的に興味がある分野では全くなかったが(私はみんながモラル意識が高いと認める日本人だし!なお、東日本大震災のとき、非常事態なのに赤信号で…

アメリカ版ウィルス性胃腸炎

我が家の怪獣さんは、アメリカに来てから、多少の風邪にはかかったものの、毎日DA PUMPのUSAを聞きながら「くもーん!(C' mon)」と元気に飛び跳ねていたのだが、ついにウィルス性胃腸炎に襲われた。 まだ11月なのに普通にマイナス10度という寒さの中でも息…

ボーゲル塾

”Japan as No.1"という本を執筆したボーゲル先生が、日本人のためにボストンで私塾を開催している。このボーゲル塾は、別名ハーバード版松下村塾とも言われており、ボーゲル先生は、留学を終えた日本人学生が、日本、そして世界を変えるような人材となること…

裁判所見学

「あなたは、人種に関して偏見を持っていると思いますか。」 そう聞かれて、(少なくとも日本では)堂々と人前でYesと答える人は少ないように思う。こんな当たり前の質問をしても、本当に偏見がある人を排除することはできないし、形式的な体裁を整えるだけ…

Jaywalking

横断歩道で子どもと一緒に信号を待っていたら、自動車が目の前で止まり、「先に渡れ」と手で合図された。歩行者用の信号は赤なのだけれど、周りの車がみんな私たちが渡るのを待っているので、息子とダッシュで横断歩道を渡った。 こんなことはよくあり、ボス…

ハーバードグッズ

ハーバードには、ハーバード生とその家族と観光客の自尊心をくすぐるハーバードグッズがたくさんある。先日生協に、「本当は叔母なんだけど、ホホホ」と言って、「Harvard Mom」というTシャツを買っている中国人がいた。東大では「University of Tokyo」のT…

学期の始まり

ハーバードの授業は概ね9月から始まるが、最初は履修登録手続きやら何やらで、ざわざわざわざわ落ち着かない。 私が通っているロースクールの履修登録は複雑怪奇で、①履修したい科目を履修できない、②履修登録手続きが4段階もあり、履修できないと諦めたら…

アメリカのあれこれ

今日買い物に行く途中、改造自転車に乗っている白髪のおじいさんを発見してつい二度見してしまったのだが、自転車の前方に備え付けられているはずのカゴが、なんと公共の場所によく置いてあるゴミ箱に置き換えられていた。あそこに私物を入れるのは抵抗感あ…

オリエンテーション

「あなたの隣りに座っている人は、将来の大統領かもしれません。」授業が本格的に始まる前に開催されるオリエンテーションの初日、Deanからありがたいお言葉があった。「実際、オバマがそうでした。」 なんだかとんでもない場所に来てしまったな、と心がぎゅ…