ワーママのアメリカと日本の子育て

弁護士の子育てサバイバル日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

Moonshine

クリスマス前でオフィスがfestiveな雰囲気の中、同僚にMoonshineを試してみないかと誘われて、何のことかと思ったら、密造酒のことだった。こういうのをオフィスで堂々と飲んでいいのかな(笑)それにしても、きれいな名前だなぁ。かつて月光を頼りに蒸留して…

シカゴの寒くて長い冬

シカゴは寒い、とよく言うけれど、本当に寒い笑。もっとも、慣れというのは恐ろしいもので、12月になるともうちょっとしたマイナスぐらいじゃ何も感じず、気温が0度くらいだと「今日はあったかいな」と思うようになった。。。 寒いならお金で解決すればいい…

LegalTech

最近は○○×Techというのが流行りで、法律の世界ではLegal x Tech ということでLegalTechがブームになっている。AIがドキュメントレビューをしたり、契約条件入れ込めば簡単な契約を作ってくれる、というのが典型例。 大手法律事務所は、業務効率化という観点…

みんな大好きトレジョ

アメリカに住む日本人がみんな大好きなスーパー、Trader Joe's(トレジョ)。オーガニック系スーパーはWhole Foodsもあり、品数はこちらの方が多く、Amazon Primeのメンバーだと優待もあって、それはそれで便利ではあるが、そもそもちょっと高いのと、味の品…

Thanksgiving

11月末の祝日、Thanksgiving holidays(感謝祭)。アメリカに移住したピルグリム・ファーザーズが、インディアンの協力のもと初めての収穫ができたことに感謝して行われた感謝祭が起源と言われているが、当時移民とインディアンは協力関係にはなかったなどと…

ボストンとシカゴ~スポーツ編

ボストンにはレッドソックス(野球)、パトリオット(アメフト)、セルティックス(バスケ)という強豪チームが揃っている。シカゴもスポーツの街と言われるとおり、野球はカブスとホワイトソックス、アメフトはペアーズ、バスケはブルズ、ついでにアイスホ…

ボストンとシカゴ~食文化と交通網

ボストンもシカゴも「寒い寒い」と言われることで共通するが、違いも色々ある。初めて住んだのがボストンだったこともあり、「アメリカ生活」=「ボストン生活」と考えがちで、シカゴでの同じアメリカとは思えない生活に、逐一戸惑ったりやたら感激したり忙…

SSN取得

アメリカでは、何でもSocial Security Number(SSN)が必要だ。税金や医療・福祉、それに携帯電話、銀行口座、クレジットカード、賃貸借契約も。。。が、去年は単なる学生で給料がなかったので、税金との関係で不要だったのと、SSN取得資格がなかったので、…

バタバタの引っ越し

もうすぐボストン生活も終わり。束の間の一時帰国を挟み、次はシカゴへ。 引越しのためには、①引越先と②引越業者が必要だが、ご多分に漏れずどちらもスムーズにいかないのがアメリカ。 まず引越先。なんと賃貸借契約の申し込みが拒否された。しかも引越前日…

アメリカと日本、どっちが子育てしやすい?

アメリカと日本、どっちが子育てしやすいかと聞かれると、私は迷わず「日本!」と答えている。アメリカの方が子どもに優しいとかよく言うが、日本でも最近は優先席譲ってもらえるし、ベビーカーを抱えていると手を貸してくれる人も多い。歩道は平らで段差も…

ハーバードの卒業式

卒業式を英語ではcommencement(直訳だと「始まり」)という。何だかお洒落で素敵な言い方だ。今年のメインゲストはメルケル首相、と私の両親(笑)。 この卒業式の一週間はハーバード一帯がお祭り騒ぎなのだが、我が家は割と我関せずで、私も両親が英語わか…

アクシデントだらけのPlay date

ロースクールの同級生の子どもが、たまたま我が家を入れて3家族、同じ保育園に通っていた。しかも3人とも男の子で4-5歳。ということで笑、みんなでイチゴ狩りに行くことになった。 3家族それぞれ車で現地集合ということになったのだが、我が家のみマイカーが…

ニューヨーカーのVIPな暮らし

人のご縁というのはあるもので、偶然のような必然のような、いずれにしても計算するとものすごい確率でたまたま出逢った人と、すごく気があったりする。そしてあまり連絡をとってなかったとしても、気軽に家に誘ってもらえ、週末を一緒に過ごすとあっという…

捻挫で大騒ぎ

資本主義のアメリカで、これは市場に任せきってしまったらだめなんじゃないかということの筆頭が、医療制度である。自分がお金を払った分しかリターンが得られない。基本的に自分で健康保険に入らないと医療を受けられず、自分が加入した保険会社と提携して…

Parent friends

息子が通っているプリスクールは、ハーバード系列というだけあって、親がすごい。私はただの学生だけれど、教授のご子息がお通いになっており、息子を通じてママ友として知り合う、というのはちょっと不思議で、でもものすっごく有り難く貴重な経験だった。 …

帰国子女になる方法

我が息子は、渡米時3才で全く英語は話せず、夜のおむつが取れたくらいの年齢だった。が、現在、私が日本語で質問しても英語で返ってくる、チーズピザ(チーズ以外何ものっていないただただオイリーなピザ)が大好きなアメリカンボーイに変化した。この前、息…

NY barという苦行~その2

我が家は未だに息子と添い寝しているため、司法試験のためとはいえ一人でホテルに泊まり、クィーンズベッドを独り占めできるのは、かなり快適だった(ついでに夫のいびきからも逃れられた笑)。そしてボストンの我が家は古すぎてエアコンがついていないので…

NY Barという苦行

ロースクールを卒業したのに卒業した気がしなかったのは、卒業後に控えている司法試験のせいだった。私は外国人でも受験できるNY barを受験したのだが、ただただ、ひたすら苦行だった。 よく考えたらもう若くないし、無理して徹夜して勉強すると普通に翌日に…

質問力と自己肯定感

ハーバードロースクールでは、年度の終わりに、卒業生への最後のレクチャーとして、有名な教授によるランチトークがある。会場はとにかく人、人、人。特にブリトーをただでゲットしようとしている学生たちでごった返しており(ピザは脂っこくてNGだけどブリ…

Design School

今学期は、デザインスクールの授業にお邪魔させていただいた。デザインスクールは日本でいうと建築学科のようなものだが、より広い意味で「デザイン」を勉強できる。かっこいい。笑 私が聴講したのはインフラの授業。初回、「インフラ」の定義について2時間…

Arts & Crafts

ハーバード大学全体の組織として、Spouse&Familyの会、というのがある。私はこの会のArts&Craftsというグループに、余裕が出てきた春学期から参加させていただいた。芸術的なものへの憧れがずっとあり、育休中はそれが転じてなぜか似顔絵師の資格(非公式)…

無計画なやる気

ハーバードロースクールは、卒論を書かないと卒業できない。トピックを決めた後、自分で教授にアタックしてsupervisorになってもらい(これが日本人の私には心理的ハードル高し)、論文をひたすら書く。なお、リサーチについては超優秀なライブラリアンがい…

May I be happy

ハーバードではmeditation(瞑想)が流行っていて、職員や学生向けに無料でセッションを提供してくれている。メンタルヘルスケアの一環だと思うが、こうおおっぴらにやっているのがアメリカっぽい(本当にケアが必要な人が来やすいのかは謎)。 せっかくなので…

Dual Class Shares

アメリカでは、多くの会社が経営者に有利だと言われているデラウェア法を準拠法として設立されている。基本的に自由に定款で決められる、というのがルールといえばルールだ。 そして驚きだったのが、dual class stockという制度。普通株式の議決権は1株1票…

レッジョ・エミリア

我が家の怪獣さんは、レッジョ・エミリアのプリスクールに通っている。レッジョ・エミリアというのはイタリアにある都市で、レッジョ・エミリア・アプローチというのは、そこで生まれた教育方法のことをいうらしい。なんかかっこいいしよさげ(笑)。実際、…

子連れアラスカ

トータル16時間くらいかけて向かった先は、愛しい東京ではなく、アラスカのフェアバンクス。目的はオーロラ。 が、いわゆるオフシーズンまっさかりだった。夏はハイキングなどのアクティビティができ、冬はエスキモーにソリをひいてもらったりできるのだが、…

子連れオーランド

オーランドといえば、ディズニーやユニバーサルスタジオが有名だが、残念ながら我が息子の身長では乗れないアトラクションが多く、ついでに我が夫は「ミッキーってネズミに耳が2つついてるやつだよね」という感じなので(ネズミはそもそも耳2つです)、こ…

ラップのエトセトラ

何となく日本では歌唱力がいまいちなジャニーズがラップを担当しているイメージがあって(笑)、あんまりラップを聞くことはなかったが、アメリカではスピーチの代わりにラップを披露することが結構あり、何なら卒論をラップで提出した人がいるくらい浸透し…

アメリカ的Diversity

"I am here to learn how to die"と言ってハーバードで哲学を教えている教授が現れた。見た目は髪も髭ももしゃもしゃでいかにも哲学者。話し方はヒップホップ(実際、彼のトークを収録したCDも発売してるらしい)。もはや彼自身がアート。こういう教授の話を…

Work Life Synergy

アメリカでも日本でも、Work Life Balanceというフレーズをよく聞くけれど、私はあまりこの言葉が好きではない。なんだか、workとlifeがトレードオフの関係にあるみたいに聞こえるからだ。 特に仕事と子育てと「両立」しているママさんたちは、自分のキャリ…