ワーママのアメリカと日本の子育て

弁護士の子育てサバイバル日記

Parent friends

息子が通っているプリスクールは、ハーバード系列というだけあって、親がすごい。私はただの学生だけれど、教授のご子息がお通いになっており、息子を通じてママ友として知り合う、というのはちょっと不思議で、でもものすっごく有り難く貴重な経験だった。

 

特に仲良くさせていただいたのは、教育大学院で映画史を教えているドイツ人ママと、パブリックヘルスの大学院で行動経済学を教えているアメリカ人のママ。子育ての悩みは世界共通で、子どもがなかなか早く寝ないとか、テレビをどこまで見せるかとか、最近何聞いても「別に」と言われることとか、、、本当に素敵な二人で、悩んでるとはいいながら笑顔も愛情もいっぱいで、別にまぁいいよね、という気になる。

 

ハーバードロースクールで比較法の研究をしているインド人のママもとっても優しい人で、研究の話もインドの子育て事情も面白かった。さすがインドで、4歳だと文章も普通に読めるし、足し算ももうできる。ちょっとした発表会(出し物?日本の保育園の発表会ほどちゃんとしてなくて、もっとカジュアル)でも、彼女のかわいい娘さんはナレーターをつとめていた。

 

そして息子の初めてのアメリカ人のお友だち。お父さんはハーバードメディカルスクールのお医者さん、お母さんはヘルスケア系のNGOで働いており、二人の出会いはルワンダ、という映画みたいな設定。息子さんもユーモアにあふれる元気な子で、我が息子も彼の明るさに助けられた。お家に招いていただいたとき、車ごっこといって本物のBMWのハンドルで遊んでいたときはびっくりした笑

 

私と同じように学生で、同じ寮に住んでいたイスラエルから来たケネディスクールの親子。彼らは毎回我が家を驚かせてくれる。たとえば、息子同士で遊ばせようと、彼女がプリスクールから我が家の息子もあわせてピックアップしてくれたのだが、私が彼女の部屋に息子を迎えに行ったら、なんと「床屋に行ってきた」と言って、息子の髪の毛はさっぱり短くなっていた。普通に公園などで遊ぶだけだと思っていたのでびっくり、、、息子は、ドーナッツも買ってもらったようで大満足していた。

 

逆に我が家が保育園の送りを頼まれた時は、朝7時にお願いしたいといわれ、息子は普段7時半頃起きるので早いなぁと思っていたところ、メッセージが来る度に時間が早まり、最終的に6時半になった。が、当日、飛行機がキャンセルになったか何かで、予定がなくなったらしくキャンセルの連絡。そしてさらに、彼女の息子さんがうちの息子と朝当園するのを楽しみにしていて、キャンセルになって泣いているのでやっぱり送りをお願いしたいとの連絡。二転三転したものの、結局2人で仲良く登園した。

 

息子がいなかったら出逢えなかったであろう、こんなユニークで素敵なParent friends。子連れ留学は大変だけれど、私の世界を広げてくれ、たくさんの笑いを届けてくれた息子に本当に感謝している。