ワーママのアメリカと日本の子育て

弁護士の子育てサバイバル日記

シカレ海洋公園 ~カンクンその2

滞在していたホテルはXcaretというグループのホテルで、Xcaret Parkに徒歩で行ける。ディズニーのオフィシャルホテルのようなイメージで、Xcaret Parkのコンセプト(エコロジカルパーク)が共有されている。

 

なので、ホテルにいるだけでもたくさんの動物に会えるし(ベランダに水着干してたら猿がきたり、プールサイドにイグアナがいたり)、ホテル自体がテーマパークのようだった(遺跡まである)。とはいえ、滝を受け止める池?のようなところが、設計ミスなのか何なのか、ちょっとずれていて半分はみ出してしまっており、通路がびしょびしょになっていた。ご愛嬌。笑

 

そして、シカレ海洋公園、これはかなりすごかった。日本だったら有り得ないスケール。

 

Underground riverというアトラクションは、地下の川をライフジャケットを着てプカプカ浮きながら下っていくというもの。水をテーマにした公園なだけあって、本当に惚れ惚れするくらい綺麗な水(たぶん海水。しょっぱかった)と鮮やかな緑、ジャングルの中を探検するワクワク感、、、やっぱりちょっと寒かったけど笑、それを忘れてしまうくらいすごかった。虹もかかり、感激だった。

 

が、息子ぎゃん泣き。ちょっと暗いのと、水が深いのとで、もうお手上げ。コースは結構長いので途中退出口もあるのだが、ディズニーとは違ってすんなり退場させてくれず、「まだまだいける!」などと応援してきたり、「ここで退場すると、出口まで相当歩かなければいけません」などと脅してきたりする。クリスマスソングを大合唱して紛らわせながら、何とか3歳の息子もゴール。てか、このアトラクション、年齢制限ないのすごすぎ。。。

 

大変疲れたため、ボートで川を回るアトラクションに切り替え。かなりゆっくり動くボートで、それはそれで気持ちよかった。何はともあれ、「row row row your boat」と歌い始めた息子の機嫌がなおってよかった。life is but a dream。何だか今日はもうやりきった感。笑

 

しかしながら、息子の記憶書き換え能力は凄まじく、「最後までひとりで泳いですごかったよね。後ろ泳ぎもできて、おにいちゃんだったよねーー!」などとのたまわっていた。私も、あれれずっとパパにはりついていたよね!?と突っ込むよりも、そうだねーーさすがおにいちゃんだねーーと迎合してご機嫌をとることを選んでしまった。

 

息子の次の恐怖はイルカと一緒に遊ぶアクティビティで、最後にイルカがキスしてくれるのだが、またもやぎゃん泣き。写真(ちなみに1枚40ドル。高っ)に写っている息子の眉はここまで下がるか、というくらい下がったハの字になっていた。

 

が、息子はイルカにさわれた自分を誇らしく思っているようで、「ドルフィンは目が3つあるけど(背中にある鼻を目だと思ったらしい)、そこはさわっちゃいけないんだよーーー」と得意気に説明してくれた。なお、イルカの目って何だか酔ってるみたいで、愛おしい。

 

最後の夜のショーも素晴らしかった。マヤ文明時代のスポーツはユニークで、①太股しか使ってはいけないサッカーのようなバスケのような競技と、②火の玉を使ったホッケーのような競技を観戦した。

 

①はかなりアクロバティックで、演技なのか本当に試合しているのかよくわからなかったが、なかなか点数が決まらずヒヤヒヤした。そして驚いたのは、勝者のキャプテンは生け贄として神に捧げられるというルールだ。それが名誉だったのかもしれないが、強い人がいなくなるというのはすごいルールだ。

 

②は①に比べるとアートで、夜に火の玉が映え、アーチを描いてきれいだった。とはいえプレイヤーは熱いと思うので、過酷なゲームであるのは①と同じだ。

 

なお、今でも地域別の対抗戦があるらしい。相当タフ!夫も刺激を受けてジムへ(笑)。

 

メキシコの文化にも自然にも触れられる、大満足の公園だった。息子も(書き換えた記憶でもいいから)覚えてくれてるといいな。